将来、是非とも手に入れたい時計、グランドセイコー。 その盤面の美しさ、秒針のスムースな動き、 ちょっと重たい質感・・・など、私を虜にしてくれます。 さらに、2世代、3世代と使えるように、 職人さんたちが一つ一つ丁寧に作り上げている。 なんて物語まで付いています。 実は、写真の時計は、 東京でお世話になっているボスのものです。 この間、飲んだときに実際に手にとって見せてもらい、 そこで、物語を聴くことができました。 そのお話は本当に涙が出ます。 問題は私のライティング能力・・・。 亡くなったお父さんが使っていた時計を、 長男であるボスがもらったそうです。 しばらくして、セイコーに持っていったら、 ボスの生まれた年に作られたものだとか。 家に帰り、お母さんに聞いてみると、 ボスが生まれたときに、お父さんが買いに行ったそうです。 あらためて赤ちゃんの頃の写真を見てみると、 赤ちゃん(ボス)を抱っこしているお父さんの腕にはその時計が。 うるっときちゃいますよ。この話しを聞いたら。ホント。 他にも大学入学の時にお姉さんに買ってもらった財布を、 20年たった今もまだ使っているという話しも聞きました。 多分、こういう人のモノには魂が宿って、 その人から離れることは無いんだろうなぁと思いました。 単純にモノを大切にするのではなく、 想い出も一緒に大切にしておけるというのが、かっこいいと思います。
札幌生まれのkotobukiが、日々の出来事、家族との生活や仲間との交流から感じたことを書いてみるブログです。よろしければお付き合いください。 2013年4月、ブログタイトルを「バンガッテイコウ」から「じっとしてても年はとる」に変更しました。
2010年1月16日土曜日
モノとオモイデ
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