2012年3月3日土曜日

最終講義

もう1週間以上前の話しですが、ある先生の最終講義を聴講させていただきました。
私の師匠の流れを汲んでいる先生で、去年、業務でもお世話になった先生です。

昔からご自身が地域に入り、住民参加を行っている先生のため、
私が共感できるところと、学べることが多い先生でもあります。

講義の最後に技術を手掛ける者にとって大切な「心・技・体」のお話しをされていましたが、
それをあらわす三角形の頂点(上)に「心」がありました。
どれも欠けてはいけないものなのでしょうが、
「心」が上に示されていることに感じるものがありました。

講義は40年間の研究成果を中心にお話しされていましたが、
どれも「人間」を見ている研究だということを感じました。
「新しいモデルをつくる」「新しいシミュレーションをやる」のではなく、
「だれかのために」研究した結果、
「新しいモデル」や「新しいシミュレーション」が生まれたように見えました。
シビルエンジニアとして大切なものを受け取ることができた良い時間になりました。

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